
写真は特売の時のくそ安いバラ肉。端っこが脂ばっかりで「こりゃ普通に食うの無理だ」と思ったのが今回ラードを作る事にしたそもそも理由。

取り合えず小さめに刻む。

焦げ付かないようにするため、フライパンに水を1cm程入れ、刻んだ豚バラを投入。
加熱していくと豚の脂が溶けて、水が蒸発し、最終的には脂だけになる。

溶けた脂で、肉の部分がカリカリに揚がる。
ベーコンを焼くときはベーコン自身の脂でベーコンを焼くといいけど、似たようなもん。
バラ肉の脂でバラ肉を揚げる感じ。
ここで塩コショウ投入。ちょっとしょっぱめに作らないとクドく感じる。

脂が一通り溶けたら、容器に移して冷やす。
写真だと、肉の部分の塊が大きいけど、この後もっと刻んだ。ミンチぐらいまで。
暖かいときはこれぐらいの大きさでもカリカリ美味しいけど、冷えると硬いので。

冷えて固まったら完成。

パンに塗って食べる。美味しんぼではライ麦のくるみパンで食ってたけど、家にはフツーの食パンがあったのでそれで。
そもそもライ麦はともかく、くるみだとクド過ぎると思う。
「へぇぇ!豚の脂のくどい感じがぜんぜんしない」(団)
「香ばしくっていい香りだ。」(団)
「中に入ってるカリカリしたものが歯ざわり良くって。」(ジュディ)
「ヨーロッパの人間は、牛や豚の肉と脂の美味しい食べ方を知ってるね。」(山岡)
いや、これ結構クドイわ。旨いけど。
しょっぱめに作らないと脂の味がキツイ。そりゃあれだ。雁屋哲は、特別に手に入れた自然畜産のブタとかだけど、こちとら特価品だからな。
パンに塗るよりこれで野菜炒めでも作ったほうが旨いかもしんない。
そんなにお勧めしないけど、豚バラ買ってきて「うわ。脂ばっかだ!」って時には簡単だから悪くは無いかも。安いし。
多少手順がオリジナルになってしまっているので、雁屋流にしたい人は、美味しんぼ96巻を参照で。
追記:
あれっ!作ってから何日か置いたら、脂臭さが無くなった!なんで!
予想外だ。4日おいたら普通に旨い!
パンもライ麦パンにしてみたら確かに旨かったけど(すっぱ味と合う)、これは何日か置くのが重要だったのか!
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